2月22日に大月の現場の現地調査に行って来ました。
日本三奇矯で国の名勝に指定されている猿橋の近くでしたので
三十数年ぶりに見て来ました。
写真の通り木造の橋で、下から架台を組上げており
構造的にもすばらしい構造物です。
又、桂川が30m 下に美しい流れを見ることができます。
まさしく名勝です。
この橋の始期は、西暦600年頃の百済の志羅呼(しらこ)という人が
猿が断崖を藤の木を使ってよじ登るのを見て橋を造ったと言われています。
江戸時代には甲州街道 要衛として現在まで9回の架け替えと十数回に及ぶ
修理が行われているそうです。
現在残っている橋は、昭和59年に完成したものだそうです。
橋の長さ30.9m、橋の幅3.3m、橋より水面までは30mとの事です。
日本の職人の構造的な知恵、技術の高さがわかると思います。
是非1度足をはこんでみてください。