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人気のスイッチニッチとは?採用前に知っておくべきメリット・デメリット

       

「スイッチニッチ」は、壁がすっきりしておしゃれに見えるけれど、デメリットはないのかな、と気になる方もいるかもしれません。この記事では、スイッチニッチの基本的な情報から、採用するメリットと後悔しないためのデメリット対策を解説します。

スイッチニッチとは 壁を凹ませて作るスイッチやリモコンの収納スペース

スイッチニッチとは、お家の壁の一部をくぼませて作る、スイッチやリモコンなどをまとめるための収納スペースのことです。「ニッチ」とは、もともと「壁龕(へきがん)」と呼ばれる、壁の厚みを利用して作る飾り棚などを指す建築用語。このニッチをスイッチ類のために活用したものが「スイッチニッチ」と呼ばれています。

注文住宅やリノベーションを考える方の間で人気が高まっており、壁から出っ張りがちなスイッチやモニター類をニッチの中に収めることで、壁面がすっきりとして洗練された印象になります。

スイッチニッチにまとめられるもの

スイッチやコンセント類

お部屋の照明や換気扇のスイッチ類は、スイッチニッチにまとめるものの代表格です。複数のスイッチを1か所に集約することで、見た目が整い、操作もしやすくなります。また、最近ではスイッチニッチの中にコンセントを設けるのも人気です。スマートフォンの充電ステーションにしたり、コードレス掃除機やロボット掃除機の充電基地として活用したりと、暮らしに合わせた使い方ができます。

インターホンや給湯器のモニター類

来客時に顔を確認するインターホンの親機や、お風呂のお湯はりなどに使う給湯器のリモコンも、スイッチニッチに収めることが多いアイテムです。床暖房のコントローラーなども一緒にまとめられます。これらのモニター類は壁から出っ張ることが多いため、ニッチに収めることで壁面がフラットになり、空間を広く見せることにつながります。

鍵や印鑑などの小物類

玄関の近くにスイッチニッチを設ける場合は、小物類の定位置としても役立ちます。例えば、お出かけの際に必ず持つ家の鍵や車のキー、宅配便の受け取りの時にさっと取り出したい印鑑やペンなどを置くスペースとして便利です。いつも同じ場所に置く習慣がつくことで、「鍵はどこ?」と探す手間も省けます。

スイッチニッチを採用する5つのメリット

ここでは、スイッチニッチを住まいに取り入れることで得られる、暮らしが豊かになる5つのメリットを解説します。

壁の凹凸がなくなり部屋がすっきりする

壁から出っ張りがちなスイッチやインターホンのモニター。これらをスイッチニッチにまとめることで壁面がフラットになり、お部屋全体がすっきりとした印象になります。特に、シンプルなインテリアやモダンな空間を目指す方にとって、生活感を抑えた洗練された空間づくりに役立ちます。

スイッチ類が一か所にまとまり操作しやすい

照明や換気扇、給湯器など、お家の中のスイッチは意外とあちこちに点在しがちです。スイッチニッチがあれば、それらを一か所に集約できます。「あれ、この電気のスイッチはどこだっけ?」と探す手間がなくなり、毎日の操作がとてもスムーズになります。特に家族が集まるLDKの中心や、玄関の近くに設けることで、外出時や就寝前の一括操作が楽になります。

リモコンや鍵の定位置になり紛失を防ぐ

エアコンのリモコンや家の鍵など、置き場所が決まらずに「どこに置いたかな?」と探してしまうことはありませんか。スイッチニッチは、そんな小物たちの定位置としても活躍します。いつも同じ場所にある安心感は、忙しい朝の時間の節約にもつながります。散らかりがちな小物が片付くことで、お部屋のきれいも保ちやすくなります。

おしゃれな飾り棚としても活用できる

スイッチニッチは、単なる収納スペースではありません。ニッチの奥にアクセントクロスを貼ったり、お気に入りのタイルで飾ったりすることで、壁面の素敵なアクセントになります。

ニッチ内に小さなダウンライトを仕込むと、飾ったものが引き立ち、夜には間接照明として雰囲気のある空間を楽しむこともできます。

動線を邪魔せず安全性を確保できる

壁からの出っ張りがないことは、見た目の美しさだけでなく、安全性にもつながります。特に廊下や玄関のような比較的狭い通路では、出っ張ったモニターにお子さまが頭をぶつけたり、通りすがりに体をぶつけたりする心配が減ります。掃除機をかける際にコードが引っかかりにくいなど、日々の暮らしの中の小さなストレスが軽減されるのも、見逃せないメリットです。

スイッチニッチのデメリットと対策

お部屋をすっきり見せてくれるスイッチニッチですが、採用してから「こうすればよかった」と後悔する声があるのも事実です。

設置できる壁に制限がある

スイッチニッチは、どの壁にでも自由に作れるわけではありません。家の安全性を支える「耐力壁」や、柱、筋交い(すじかい)が入っている壁には、構造上の理由から設置が難しい場合があります。また、外気に接する壁は、断熱材が入っているためニッチを作ることで断熱性能が下がってしまう可能性があり、基本的には避けるのが一般的です。

対策としては、家づくりの設計段階で早めに「この壁にスイッチニッチを作りたい」とハウスメーカーや工務店に相談することです。専門家が構造を確認し、設置可能な場所を提案してくれます。

追加で費用がかかる

スイッチニッチは、壁を凹ませるための造作工事が必要です。そのため、標準的な壁にスイッチを取り付ける場合と比べて、追加で工事費用が発生します。費用はニッチの大きさやデザイン、仕上げの方法によって変わりますが、数万円程度からが目安となります。下地に板を入れたり、アクセントクロスを貼ったりすると、さらに費用は加算されます。

対策としては、事前に複数の会社から見積もりを取り、スイッチニッチの工事費用がいくらになるかを確認しておきましょう。標準仕様に含まれているかどうかも、大切な確認ポイントです。

スイッチの配置やデザイン決めで失敗しやすい

スイッチ類をただ集めるだけでは、かえって使いにくくなったり、見た目がごちゃごちゃしてしまったりすることがあります。

よくある失敗例具体的な対策
スイッチの数が多すぎて、どのスイッチか分からない。使用頻度の高いスイッチ(リビングの照明など)を手前に配置し、分かりやすくゾーニングします。スイッチにラベルを貼るのも一つの方法です。
ニッチの高さが合わず、スイッチを押しにくい。実際に使う人の身長に合わせて、押しやすい高さをシミュレーションします。一般的なスイッチの高さ(床から110cm~120cm)を基準に調整しましょう。
デザインが部屋の雰囲気から浮いてしまった。ニッチの内部にアクセントクロスを貼ったり、木枠をつけたりして、インテリアに馴染ませます。壁紙と同じクロスで仕上げると、シンプルで落ち着いた印象になります。

一度設置すると変更や修正が困難

スイッチニッチは壁の内部に作り込むため、一度設置してしまうと、後から場所を移動したり、サイズを変更したりするのは簡単ではありません。大掛かりなリフォーム工事が必要になり、費用も時間もかかってしまいます。

対策は、計画段階で入念にシミュレーションすることです。「本当にこの場所で使いやすいか」「将来的に置きたいものが変わらないか」など、家族のライフスタイルの変化も想像しながら、サイズや配置を慎重に決定しましょう。

ホコリが溜まりやすく掃除の手間が増える

壁に凹みがある形状のため、どうしてもホコリが溜まりやすくなります。特にニッチの上部や角はホコリが目立ちやすく、こまめな掃除が必要になります。フラットな壁と比べると、少し掃除の手間が増えることは覚えておきましょう。

対策としては、ハンディモップなどで定期的にサッと拭き取る習慣をつけることです。また、ニッチの角を丸みのあるデザイン(R加工)にすると、角にホコリが固まりにくく、掃除が少し楽になります。設計段階で相談してみるのも良いかもしれません。

失敗しないためのポイント

スイッチニッチは、一度作ると簡単に変更できないからこそ、計画段階での検討がとても大切です。暮らし始めてから「こうすればよかった」と後悔しないために、設計時に押さえておきたい3つのポイントを解説します。

生活動線を考えて設置場所を決める

スイッチニッチの使いやすさは、設置場所で大きく変わります。毎日の生活の流れを想像しながら、家族みんなが自然に使える場所を見つけることが成功の鍵です。「帰宅してすぐに照明をつけたい」「料理をしながら給湯器を操作したい」など、具体的な場面を思い浮かべてみましょう。

設置場所の例主な用途とメリット
玄関・シューズクローク横帰宅時や外出時に、照明やインターホンをまとめて操作できます。鍵や宅配用の印鑑を置く定位置としても便利です。
リビングの入口部屋の照明やエアコンを一括で操作するのに適しています。来客時にリビングから移動せずインターホンに対応できるのも嬉しいポイントです。
キッチン・ダイニング横給湯器のモニターや換気扇のスイッチをまとめると、調理や家事の動線がスムーズになります。レシピを見るスマートフォンの置き場所にもぴったりです。
階段の近く1階と2階の照明スイッチをまとめたり、廊下の足元灯のスイッチを設置したりするのに向いています。

収納したいものを明確にしてサイズを決める

「せっかく作ったのにリモコンが入らなかった」という失敗を防ぐため、ニッチに何をいくつ収納したいのか、事前にリストアップしておきましょう。スイッチやモニター類は製品によってサイズが異なります。採用したい機器の寸法をあらかじめハウスメーカーや工務店に伝え、正確なサイズで設計してもらうことが大切です。また、将来的に機器が増える可能性も考えて、少し余裕のあるサイズにしておくと安心です。奥行きも重要な要素で、浅すぎると置けるものが限られ、深すぎると圧迫感が出たり奥のものが取りにくくなったりします。

収納するものサイズ決めのポイント
スイッチ類設置したいスイッチの数を決め、スイッチプレートの規格に合わせた横幅と高さを確保します。
モニター類インターホンや給湯器のモニターは、採用する機種の製品カタログや仕様書で正確な寸法を確認します。壁への埋め込み寸法も忘れずにチェックしましょう。
リモコン・小物類収納したいリモコンや鍵、スマートフォンなどの実物サイズを測り、出し入れしやすい奥行きと高さを考えます。マグネットボードを設置する場合はその厚みも考慮に入れます。

コンセントの設置も合わせて検討する

スイッチニッチにコンセントをひとつ追加するだけで、その利便性は格段に上がります。例えば、スマートフォンやタブレットの充電スペースとして活用したり、コードレス掃除機の充電ステーションにしたりと、使い方の幅がぐっと広がります。他にも、スマートスピーカーやデジタルフォトフレームを置く場所としても最適です。どの場所で、何のために使いたいかを考え、必要な数や位置を決めましょう。最近では、USBポートが一体になったコンセントもあり、充電ケーブルをすっきりとまとめたい方におすすめです。

まとめ

スイッチニッチは、壁のスイッチ類をすっきりまとめてくれる便利なスペースです。お部屋が広く見えたり、リモコンの置き場所が決まったりと嬉しい点がある一方で、設置場所や費用、デザインで後悔しないための注意点もあります。ご自身の暮らしを思い浮かべ、動線や収納したいものを考えて計画することが、失敗しないポイントです。

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