あけましておめでとうございます。本年も宜しくお願い申し上げます。
私も今年で、還暦を迎えます。建築に従事して約40年になりますが、
今までの経験から、家造りで一番大切なことは耐久性だと思います。
今現在、日本の住宅の寿命は26年、欧米は80年です。
地球温暖化、日本経済の状況(低成長)から、耐久性が一番。
家を長持ちさせるには、木をいかに乾燥状態にするかが重要で、
結露、湿気、漏水等に注意する事が大切となります。
法隆寺が建てられて千年以上経過していますが、それは構造体が
乾燥により腐朽していないからです。木は含水率23%以上になる
と腐朽菌が繁殖します。これが木の腐る原因です。もちろん、耐
震性能・断熱性能も大事です。また、プラン作りも大変重要です。
長く住める間取りの要素は、構造・採光・風通し・可変性です。
すまい工房では、このような事を考えお客様にご提案しています。
詳しくは、弊社スタッフまでお気軽にご相談下さい。
正月に河口湖で逆さ富士と木瓜(ぼけ)の花の写真を取り穏やかな
年明けとなりました。皆様のご健勝とご多幸をお祈り致します。